姫路市バス博物館前「ホルモン竜」のキムチポッカ

ゴルフで疲れた体にエネルギーを補充すべく、実家からてくてく歩いて5分のところにあるホルモン竜(たつ)に、久しぶりに行ってみた。お世辞にも綺麗とは言えない店構えだけれども、ここのホルモン鍋とキムチポッカは絶品である。父、母、兄、私、そして姪っ子ちひろちゃんの5人で食べた物は以下の通り。

  • レバ刺し2人前
  • ホルモン鍋3人前
    • 野菜追加2人前
    • アバラ追加1人前
    • レバー追加1人前
    • 中華麺2人前
  • キムチポッカ
  • ホルモン焼きうどん
  • 焼きそば
  • 生ビール
  • 熱燗
  • ライムチューハイ×2
  • レモンチューハイ
  • 持ち帰り

ホルモン鍋を注文すると、白菜ともやしが山盛りになった鍋が出てくる。火にかけているうちに水分が出てその山は低くなり、コチュジャンで真っ赤に染まった水面が徐々に上がってくる。ひたひたになる頃には底からホルモンが姿を現し、いよいよ食べ頃。まだシャキシャキしているうちにもやしから頂く。お好みで唐辛子を振ったり、コチュジャンを加えてもいい感じ。しんなりするまで煮込まれた白菜の軸がまた美味い。ホルモンから溶け出した脂とコチュジャンの辛みが生み出すコクのあるスープには、シメの中華麺がぴったりである。
そうそう、キムチポッカって何じゃいなという問いに答えねばなるまい。分かりやすく言えばキムチ焼き飯なのだが、具としてホルモンとタコが加わっているのがここのキムチポッカの特徴。見た目は赤くて辛そうなんだけども、ちっとも辛くない。韓国唐辛子の本来の味わいである甘みがあり、そこにホルモンのコクが重なって実に美味い。
17時に家を出て、帰宅したのが18時という通常の3倍の速度で食べたにもかかわらず、全ての衣服にはホルモンのかほりが染みついてしまった。日帰りデートで姫路城に来たカップルにはとてもお勧めできる店ではないが、これだけ食べて12,400円。気心の知れた男連中にはとてもいい店だと思う。