京大正門前「とくら」の鮭いくら丼

鮭とイクラといえば親子の間柄であるから、これは鮭の親子丼、とも言える。先日行ったときに、「週明けから鮭いくら丼始めますよ」と大将が教えてくれたので、職場の人々と大挙して押し寄せてみた。
時期的に新米と言っていい熱々のごはんに、塩を少し多めに仕上げた旬の焼鮭。その周りには醤油につけ込まれた大粒のイクラがちりばめられて完成である。
普通イクラといえば、舌と上あごでも簡単にぷちゅんと潰れてしまうヤワな球体だけれども、ここのイクラはそんな根性なしではない。歯でしっかり噛んではじめて、ぶちっ!と弾ける。あまりの弾力に、奥歯の間から逃げ出すこともしばしばで、そのまま飲み込んだらもったいないし…と、口をモゴモゴさせながらイクラを弾けさせて食べることになる。
「今年はあんまりいいのが出回ってなくて」と、品薄のせいか昨年より大幅に高い1150円(小鉢、漬け物、味噌汁つき)だけど、この季節はこれを食べないと始まらない。

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一緒に行った方が写真をブログにアップしてたので、こちらどうぞ。ほーら美味しそう♪