そろそろ冬

うちから見える蓬莱山(標高約1200m)では先日初冠雪を観測し、車通勤のルートである比叡山中腹・山中越えでは今朝気温0℃との表示があった。スタッドレスの用意をしなければ。
…という季節にもかかわらず、まだ夏布団で寝ている
それも、今夏あまりの暑さにイズミヤで買った2480円のペラッペラの肌掛け布団というやつである。さすがにパジャマは長袖にしたが、まだいけるまだいけると思っているうちにこんな季節になってしまった。そろそろ春秋用の布団に切り替えよう。冬布団の出番は、今年はないかも知れない。
しかし思い返せば、1人暮らしをしているときは冬布団を持っていなかった気がする。必要性を感じなかったからだ。みんなが冬布団+毛布で寝ている時期に、私は夏布団+タオルケットで寝ていた。6畳とか4畳半の狭い部屋だったから、恒温動物たる哺乳類の特性である、自らの発熱能力で部屋の暖房も最低限賄えていたのだろう。熱源は食事と体脂肪、極めて環境に優しく、また冬太りとも無縁であった。最近冬に太りやすくなったのは冬布団のせいだと思っているが、今年は減量傾向にある。
また、寒い時期に薄い布団で寝ると、朝の寝覚めが極めて良い。夜明け頃には寒さで目が覚めるからだ。二度寝もしない。布団内環境が極楽であるがゆえに、人は二度寝をする。布団内環境を厳しくしておけば、外界をさほど厳しいとは感じなくなるという寸法だ。
ちなみに私は今世紀に入ってから、医者に掛かるような風邪を引いていない。せいぜいパブロンで散らせる程度の「風邪気味」どまりだが、それはこの夏布団生活の賜だと思っている。体内の発熱能力を引き上げ、抵抗力を鍛えてきたおかげだろう。
安上がりでダイエットにもなり、二度寝知らずで風邪知らず。いいことずくめのこの健康生活を是非皆さんにもお勧めしたいところだが、その結果について私は一切責任を負うことはできない。