星空を眺める

水曜日から金曜日まで、奈良県三重県の県境にある「国立曽爾青少年自然の家」で研修を受けてきた。せっかく携帯の電波も届かないような人里離れた山の上、空気も綺麗でおまけに新月と条件が揃っていたので、夜には星の観察。いや、望遠鏡もなく、ただ見上げていただけやから、観察とは言えないかな。
普段は見えないような暗い星までたくさん見えて、見えすぎるせいで、普段なら難なく見つかるカシオペア座さえ探しづらくなるほど。時間帯を変えて2度も見てしまった。ただ思いつきで外に出て行ったので星座早見盤など持っておらず、自然の家の備品として図鑑はおいてあったんだけど、「秋の空(11月頃)」というレベルのものしかなかったので今何が見えるはずというのが分からなかったのが非常に残念。さすがに頭の中に星図なんて入ってない。
おかしいな、プロキオンってあんな色やったかな…とか、シリウスの割に暗いような…と思いながら見ていたんやけど、さっき調べてみたらプロキオンやと思ったのは火星で、シリウスやと思ったのがプロキオンでした。小イヌを見て大イヌと間違うとは、H大獣医学部の小泉のようだ(マニアック)。
今日あたりからオリオン座流星群の観測がピークになるらしい。木曜の夜にもいくつか見えた流れ星は、この流星群のかけらだったのかもしれないな。都会の光を見下ろすのもいいけれど、時を忘れて寝そべって、田舎の夜空を見上げるのもいい。