選挙運動

どちらも自民党の候補者についての話なんですが。
自宅近くの駅前で、「田中一郎(注:仮名)でーす」「お願いしまーす」という声がした。ふと見ると、本人ではない。本人ならばおそらく名前の入ったたすきをかけるだろうし(本人以外はかけてはいけない)、そもそも顔が違う。何じゃそりゃ、と思った矢先、その仲間たちも「田中一郎でーす」「田中一郎でーす」と言い出す始末。
いや、何人おるんや田中一郎。あんたらは田中一郎じゃなくて、田中一郎の支援者でしょうが。だったら「田中一郎をお願いします」と言わんかいっ。そら「田中一郎でーす」のほうが楽やろうけど、そんな程度の気持ちでは熱意は伝わってこないぞ。
また職場近くでは、選挙カーに乗った佐藤二郎(仮名)候補本人が

自民党にとっても、私自身にとっても、大変、大変厳しい選挙になっております。しかしこれからの日本のため、勝たなければならないのです!

おおそうか。まぁ大逆風が吹き荒れて厳しい選挙なのは分かる。しかし君が勝たなければならないということについて客観的な根拠はない。表現は正確に、そして素直に、勝ちたいんやっ!と言った方がいいぞ。