沖縄二日目

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朝起きて窓の外を見てみたら、海かと思っていた景色が実はゴルフ場でびっくり。真っ暗だったから分からんかったのよ。

とりあえずは腹ごしらえ、ということで、宿泊についてきたブランチ券で「広東名菜 龍宮」へ。点心と中華風お粥のセットだった。お粥は二種類おかわり自由、サラダやデザートも食べ放題。食べた物は以下の通り。

  • サラダ
  • 鶏肉のお粥
  • 五穀お粥
  • 点心セット(大根餅、焼売、餃子など)
  • マンゴープリン
  • タピオカ入りココナツミルク(メロン味)
  • 杏仁豆腐

長旅に疲れた体には中華風のお粥はぴったり。しかもウマイ。今日も元気に動き回る予定なので、まずはエネルギー充填120%といったところ。
カヌチャリゾートを出てまず向かったのは、定番であろう「ナゴパイナップルパーク」。パイナップルが大好きな私は「パイン食べ放題」の誘い文句に見事に引っ張られてしまった。カヌチャから車で30分も走らないうちに到着。車を出た瞬間、「暑い…!」なんじゃこれは。背中に電気ストーブでも背負っているかのような赤外線を知覚した。京都の夏は暑いが、それは何ヶ月もかけて加熱された盆地全体の空気が肌にまとわりつくような暑さ。それと違って、太陽から直接届けられる熱エネルギーの暑さだ。まさに産地直送、新鮮そのもの。日がかげればすっと涼しくなるが、照ると即座に暑い。ハワイやグアムにも行ったことがあるが、それより暑く感じる。行ったのはいつも真夏だったから体が慣れていたのだろうか。今は彼岸も過ぎ、京滋では涼しくなり始めた時期だから余計に暑く感じたのかも知れない。
そんな熱帯の日差しの中、パイナップルパークのパイン園を見学。ヤシの木など熱帯植物が迎えてくれるので、もう日本にいる気分ではなくなっていた。ここは撮影禁止だったので写真はなし。
パインを貪り、ジュースも頂き、軽くおみやげも買って向かった先は「美ら海水族館」。1975年に開催された沖縄海洋博の跡地に2002年に完成し、2005年まで世界最大だった水族館だ…って、説明はいらないか。人がとても多くて見るのも一苦労だったけれども、あんなにバシバシフラッシュ焚いてもお魚さんたちは大丈夫なんだろうか?人波が引きも切らない人気の水槽もあれば、すっきりしてて見やすい水槽もあった。ま、そんな中でフラッシュなしで撮ったお魚たちの写真を載せまくります。

ニモとかいう映画のせいで一躍人気者になってしまったカクレクマノミ。ちゃんとイソギンチャクのお世話になっているところを激写。

イルカショーにて、オキゴンドウイルカのゴンちゃん。ゴンドウといえば権藤博を思い出すが、酷使がたたって短命に終わった彼と違い、このゴンちゃんはもう25年ここでショーをやってるのだそうだ。権藤よりも工藤に近い。


飛びまくるイルカたち。

ここ美ら海水族館ではウミガメの繁殖にも取り組んでいるらしく、産卵用の砂浜が用意されている。そこで生まれたウミガメの子供たち。小さいけれど、クサガメなんかと違って前足が立派にヒレになってる。
そんなこんなで美ら海水族館を堪能し、次に目指したのは今帰仁城

姫路城の足下で育った人間として、城郭を見逃すわけにはいかない。沖縄県でも最大級の城跡なのだそうだ。解説はここに詳しいので、興味のある方はどうぞ。

入り口のボックスにいた猫たち。かわいすぎる。

14世紀の城ということで、後日見に行った首里城の石垣とはずいぶん趣が違い、石垣に使われている石はあまり大きくなく、形も整えられていない。ま、首里城の石垣の大部分は戦後に復元されたものなので、見た目のままに評価するわけにはいかないが、そういった点を差し引いても別物だと分かる。

城下にも村を備えていたらしいが、断崖に囲まれて極めて防御に適した立地。本土でも中世に建てられた城は山城が多い。当然見晴らしも良く、海がとても綺麗に見える

本土にはいないシロオビアゲハを発見。
半ば思いつきで立ち寄った今帰仁城だったけども、大満喫、大満足だった。ほかのグスクも回ってみたいところだけど、それは次回以降のお楽しみということにする。帰り道、沖縄のハンバーガーチェーン・A&Wに立ち寄り、MOZZAバーガーを頂いた。

うーん、味としては普通…。マクドの定番メニューよりは美味しいけど、ファンになるほどじゃないな。ちなみにヨメはA&Wスペシャルドリンク・ルートビアの大ファン。説明書きには14種類の薬草の根から取り出した成分とか何とか書いてあるし、飲んでみてもお世辞にも美味しいとは思えないんだが。
瀬底島に行きそびれたのを思い出したけれども、後の祭り。翌日のゴルフのためにハーフパンツを買ったり、翌朝の食料を調達するために名護市内のスーパー「サンエー」へ。ふだん平和堂でお世話になっている「くらしモア」ブランドの商品が売られていてびっくりした。