タクシー代が激減

居酒屋タクシー」問題が発覚して、タクシーチケットの利用が原則禁止になった国交省で、6月23日から4週間のタクシーの利用額は600万円と、前年6月の9900万円から9割以上減ったらしい。まぁ、6/21で国会は閉会しているので「国会待機」という理不尽な残業はなくなってるから、ヒマっちゃヒマな時期ではある。でも、前年は7/5に国会が閉会しているにもかかわらず、7月のタクシー代が1億100万だったというから、やっぱり原則禁止が効いている格好だ。いいことだね。
ただ、また「国会が始まったからタクシー使わないと無理です〜」ってことになったら意味がない。国会が始まってもタクシーを使わずに帰ってこそ意味がある。そんなの無理、という声が聞こえてきそうだが、このタクシー禁止のきっかけを作ったのは民主党の長妻議員だ。そして、国会会期中の残業は、野党議員から夜に出される「明日朝までに回答せよ」との質問への対応がメインであり、これは「タクシーつかうな」とは矛盾する。ドラクエIVガンガンいこうぜ」と「じゅもんつかうな」の関係に近い。ちゃんと、「あんたらがタクシー使うなって言ったんだから、タクシー使わずに帰れるよう、質問は〆切を守って2日前までに出せ!」って言わないといけない。ここで、「質問出すならタクシー使わせろ」と言ってはいけない。残りたくて残ってるわけではない、と今まで言い続けてきたんだからね。今まで居残りを強制してきた連中からせっかくもらったチャンスである。これを機に改めないといかん。公務員は公僕であって、議員の下僕ではない。