17年ぶりの優勝は17-0

大阪桐蔭おめでとう!
さて、asahi.comにこんな記事が出ていたのでちょいと抜粋。記事全文はこちら

甲子園、「アフリカン」が大ヒット 50校が演奏

 夏の甲子園では、アルプススタンドでも熱い戦いが繰り広げられている。応援合戦だ。16日の準々決勝では一塁側にアルプスバンドの雄、智弁和歌山(和歌山)が登場、得意曲「アフリカン・シンフォニー」を披露した。21年前、同校が初めて甲子園で演奏したというこの曲は、この夏、出場55校中50校が演奏する大ヒットになっている。
 アフリカンは、智弁和歌山が初出場を果たした87年、吹奏楽部顧問の吉本英治さん(53)が市販の楽譜から編曲して応援にとり入れた。アフリカの大地に響くゾウのおたけび、力強さ、威圧感を――そんな思いでアップテンポにし、楽器の音を短く区切ってメリハリを付けたという。
 同校が甲子園の常連になり兄弟校の智弁学園(奈良)も演奏するようになると、知名度が上がって広がった。メロディーに男子生徒の「ウォーウォウォー」という低音を重ねたり、合間に「カッセ、カッセ、○○(選手名)」のかけ声を入れたり、アレンジしている学校も多い。
 この夏の甲子園で、代表55校が初戦で演奏した曲から「08年夏の甲子園ヒットチャート」を調べてみたところ、1位は断トツでアフリカン。演奏校は昨年の33校から50校に増えた。(後略)

私の夏のテーマソングの一つがこういう風に取り上げられると何となく嬉しい。が、50校が演奏したと言われても、私の中ではこの曲は智弁の曲。かーっせかっせー智弁!かーっせかっせー智弁
別表に、前回と今回の応援歌人気ランキングが出ていた。参加校中何校がその曲を使ったか、という数字である。

順位 07年 08年
1 ファンファーレ(天理ヒット)(44) アフリカン・シンフォニー(50)
2 アフリカン・シンフォニー(33) ファンファーレ(天理ヒット)(44)
3 サウスポー(23) 狙いうち(29)
4 狙いうち(29) サウスポー(28)
5 紅(19) 紅(23)
6 ルパン三世のテーマ(16) ルパン三世のテーマ(22)
7 ポパイ・ザ・セーラーマン(15) どか〜ん(18)
8 タッチ、どか〜ん(14) タッチ(17)
9   ポパイ・ザ・セーラーマン(16)
10 夏祭り(13) 夏祭り、海のトリトン ほか(15)

いずれも耳に親しんだ曲ばかりだけれど、ひとつ気になるのは「サウスポー」だ。この曲、タイトルの通り投手の歌である。♪背番号1のすごい奴が相手 フラミンゴみたいひょいと一本足で〜♪と、王貞治現役時代の歌なわけだが、2番の歌詞がなんとも挑発的。♪背番号1のすごい奴が笑う お嬢ちゃん投げてみろと奴が笑う♪だなんて、ナボナはお菓子のホームラン王ですと温和に笑うワンちゃんと同一人物とはとても思えない。
いや気になってんのはそこじゃなくてね、問題はサビの部分よ。

私ピンクのサウスポー 私ピンクのサウスポー
キリキリ舞いよ キリキリ舞いよ 魔球は 魔球は ハリケーン

むう。打者を応援するときに、こんなに不似合いな歌詞があろうか。やはり狙いうちとか、♪どか〜んと一発 やってみようよ〜なんていうあたりが、打者としてはやっぱりいい感じだと思う。