中国らしい

あと2週間ちょっとに迫ったオリンピックなのに、こんなことでいいのか!朝日新聞より。

北京テニス会場、国旗掲揚装置なし 大急ぎで設置へ

 北京五輪テニス会場の五輪公園テニス場に、表彰式で使う国旗掲揚装置が作られていないことが分かった。
 関係者によると、北京五輪組織委員会は21日、国際テニス連盟(ITF)に初めて報告し、表彰式では男性アシスタントが国旗を持ち、表彰台そばに立つという案を提示。しかし「みっともないし、中国のメンツにもかかわる」とするITF側の同意を得られず、装置を大急ぎで作る方向で検討しているという。
 同テニス場は中国の業者が設計し、1年半の工事を経て昨年10月に完成。直後にテスト大会が開かれたが表彰式で国旗掲揚がなく、問題は発覚しなかった。装置をなぜ作らなかったのか、組織委がいつ気付いたのかは分かっていない。関係者は「もっと前に気付いた人はいるはず。怖くて言い出せなかったのではないか」と推測する。
 五輪の表彰式では、優勝者の国歌演奏に合わせ、3位までの国旗を掲揚する。通例では掲揚装置に取り付けられた国旗が、国歌演奏中に揚げられる。

怖くて言い出せない、というのがいかにも中国らしいではないか。「おそれながら申し上げます」と言うと時代劇風だけども、言うべきことはちゃんと言わないとね。