伝統の一戦

久々に早く帰宅できたので、晩ご飯を食べながら野球中継を見てみた。見た瞬間から阪神の猛攻が始まり一挙4得点で大逆転…と、それはいい。
巨人ってのはいつの間にあんな質の低い野球をするようになったのか…。レフトラミレスの緩慢すぎる守備、ショート坂本の、エラーにはならないまでも雑な捕球、阿部のしょぼいリード。いまは3点負けの場面で上原が投げている。球速は少し出てきたようだけれども腕の振りがかつてとは全然違って肘が低いし、足腰なんかフラフラである。かと思えば、すっかり干されている谷が代打で出てきて見事なヒットをかっ飛ばす。原監督は巨人を負けさせるのが仕事なのか。
解説のエモやんが、阪神の大逆転に「昨日は捕手が鶴岡だったんですけど、今日はリードが違いますから」と言ったり、「巨人はオリンピックでも大事な選手が抜けませんからね」と言っていたけれど(抜けるのは上原と阿部)、ほんまに情けない。
巨人・阪神の通算戦績は巨人の900何勝700何敗、48分けだという。それがここ5年になると73勝49敗だというのだから、巨人のフロントはここ数年の戦略を全面的に見直す必要があるはずだ。