今更やけど、あえて。

西兵庫の決勝戦加古川北vs洲本という、なかなかに地味な組み合わせ。まぁ洲本は例年そこそこ強いんだけども神戸勢の厚い壁に阻まれている感じかな。加古川北には強いというイメージがない…。洲本は姫路工業を破って勝ち進んでいるので、姫路工業に敗れた淳心学院のOBとしては洲本に頑張ってもらいたいところ。
さてその淳心学院vs姫路工業、マイタウン朝日に記事が出ていた。これ

淳心学院OB母 千羽鶴贈り20年

 淳心学院側の観客席に、色鮮やかな千羽鶴が飾られた。長男が同校野球部員だった山本佳子さん(63)が「子どもも私も高校野球に育ててもらった」と約20年前から毎年、大会前に贈っている。
 長男は投手で3年時はエース。最後の試合は山本さんも「一球一打に祈るような、泣きたいような気持ち」になった。周りの保護者や応援団が一緒に応援する姿に励まされた。長男の卒業後も野球部が気になり、公式戦はほとんど観戦。勝利を願って半年がかりで千羽鶴を折り届ける。
 この日敗れた淳心学院の選手たちは鶴の束を少しずつ分けて持ち帰るという。山本さんは「みんなの一生懸命な姿に感動した。来年も応援に来ます」と話した。

ああ、懐かしいなぁ。20年前からと書かれているとおり、12年前の私たち、13年前、14年前の先輩たちのベンチにもこの千羽鶴はあった。あれからも毎年折られているんやなぁ。野球はグラウンドの中でも9人が支え合うスポーツだけれども、ベンチ、スタンド、そして家族みんなの支えがあってこそ。ほんまに、ええもんですわ。