丸づくし

新丸ビルに行って、丸ビルに行って、大丸に行くという丸づくしの一日だった。3月末まで東京丸の内で働いていた私だけども、たった8ヶ月でこんなにも変わってしまうとは、東京都は恐ろしいところである。先の戦といえば応仁の乱(1467年)のことを指すという京都とは大きな違いである。ま、大げさを通り越してウソくさい話だが。
丸の内はやはりビジネス街だけあって、日曜日は人もまばら。建物の中には人がいるが、道にはあまりいないというおもしろい状況になっている。でも、平日でもお店にはたくさん人がいたりする。君たち仕事はどうしたのだいと聞いてみたくなったものだ。
大丸には特に感想はないが、新丸ビルの中を一回りしてみると、まだまだ新しいはずの丸ビルが「すこし前の」ものに見えてしまう。何度も行ったことがあるからというだけではなさそうだ。建物の内装、ショップの雰囲気、いずれも「新」の字が表すとおり新しい。とは言え、もしこの新丸ビルの中の写真と、昨日行った東京ミッドタウンの中の写真とをシャッフルして渡されたら、私はこれを完全に区別することはできないかも知れない。AKB48の顔を区別するよりは間違いなく簡単だと思うが。