「大富豪」にたとえると

このトランプゲームを「大貧民」と呼ぶ地域もあると聞くが、私は「大富豪」という呼称になじんでいるのでこちらで書く。
6人でやっていて、持ち札の交換も終わり、こんな手札になったとしよう。

3, 4, 4, 6, 7, 9, 2, 2, 2

当然、3枚ある「2」を使って上がりに持って行きたいところだろう。しかし序盤に使うわけにはいかない。まず2を1枚出して場を流し、すかさず2のペアを出し、最後に3などの余り札を出して上がり…という青写真を実現するために、中途半端な手札をうまく処理しないといけない。4はペアでないと使い物にならないだろう。うまくやれば1位になれそうな手札だが、順番の回り方によっては全く減らないうちに大富豪に上がられてしまったりしそうだ。
何が言いたいのか、ここまでで分かった人はいないだろうな…今年の阪神投手陣はこんな感じだった、と思うのだ。
「A」がない(エース不在)。押さえの切り札、3枚の「2」(=JFK*1)をうまく使える場面に来れば間違いなく勝てるが、「4」2枚(42=下柳)が序盤に機能しないといつまでも終わらない。

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じゃあ他の球団は大富豪にたとえるとどんな感じですか、とは言わないでね。

*1:ほんとはJ, K, 2が2枚(22=藤川)にしたかったけど、久保田よりウイリアムスの方がいいしなぁ