どーにも許せない

電車の中で携帯電話が鳴る。一度目はうっかりマナーモードにし忘れたんだろう、と思って軽く流すのだが、同じ電話が2度鳴るのは許せない。電話が鳴って、メールを見たり着信を確認したりしたなら、その流れでマナーモードにしろよとシバきあげたい。
ところで、あれは何というのか、電話が鳴っているときにどっかのボタンを長押しすれば「ただいま電話に出ることができません…」といったメッセージを発信者に聞かせることができるが、なぜその操作をしたときに「ピッピッピッ」とけたたましい音が鳴るのか。着信音よりよっぽど耳障りな音だ。軽くバイブレーションさせれば、その操作を受け付けたことを持ち主に知らせることができると思うのだが。
電車の中の音と言えばやはりヘッドホンステレオ。不快感よりも先に、君の耳は大丈夫かと心底心配になる。私はよく地獄耳とかデビルイヤーと呼ばれ、17kHzのモスキートサウンドも明快に聴き取ることができるが、電車内で5m離れたところに立っている若者の耳から漏れてくる音が聞こえるのは、私が異能者であるからではないだろう。普通漏れてくる音はシャカシャカとしか聞こえないものだが、時々歌詞が聞き取れるほどにはっきりとした歌声が聞こえてくる。本当に大丈夫だろうか。電車の音に負けないように音楽を楽しみたい気持ちは分かるが、それならぜひノイズキャンセラーのついたイヤホン、ヘッドホンをおすすめする。あれは、いいものだ。