大と小を兼ねる

totoに新しい仲間が誕生、その名もmini BIG!そのまんまです。誰だこんな名前をつけたのは?読売新聞より。

toto新商品「mini BIG」発売へ

 スポーツ振興くじサッカーくじtoto)の発売元である日本スポーツ振興センターは8日、今季の新商品として、「mini BIG(ミニ ビッグ)」を発売すると発表した。
 昨年発売され、まずまずの評価を得た「BIG(ビッグ)」は、一口300円で計14試合の試合結果予想をコンピューターが選んだが、mini BIGは一口200円で9試合が対象。当せん金は最高2億円、繰り越しがあった場合、最高4億円となる。

BIGが14試合すべてについて勝ち・負け・90分で決着つかずを予想しなければならないのに対し、mini BIGは9試合でいいらしい。だったらBIG 9とかにすりゃいいのに、9だと野球っぽいからかな。しかしちょっとまて。300円で6億当たる商品より明らかに当たりやすいのに、200円で4億?下の表を見て比較しよう。両商品とも売り上げ全体の5割が当せん金として割り当てられ、BIGではそのうち80%が、mini BIGでは50%が1等の当せん金となる。

商品名 単価 予想対象試合数 計算上の1等当せん確率 1等当せん金の理論値 最大当せん金
BIG 300円 14試合 約478万分の1 5億7395万6280円 3億円(6億円)
mini BIG 200円 9試合 19683分の1 98万4150円 2億円(4億円)

この確率の差は何なのだろう。BIGではキャリーオーバーは常態的に発生するだろうし、miniのほうではまず起こりえない。確率から行って適正な1等当せん金額はBIGでは6億、miniでは100万とすべきではないか?計算上期待できる金額の200倍もの金額を当せん金として表示するなど、「射幸心をあおる」ということで違法なのではないだろうか。

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って、ここまで書いてtotoの公式サイトに行ったら、mini BIGの1等当せん金は約100万って書いてあった…どこのプレス資料だ!!2億って言ったのは!!普通に考えたら完全にボツなんだけども、頑張って計算したので、このままのせることにします。