タウンミーティング

ひとつ問題が見つかると徹底的に叩かれまくるのが政治の世界の怖いところでありまして。タウンミーティングの初年度の運営経費がやたら高かったんだそうです。入札で業者を決定した2年目以降は1回あたり720万円から1285万円だったのに対し、初年度は随意契約で2000万円を超えていたのだとか。
たしかに高い。個人的には700万円でさえ高いと思うが、2000万円とは尋常ではない。
でもさぁ、「最初は安かったのにいつからか癒着が起こって随意契約になり、高額化していった」というのに比べれば、「最初右も左もわからなくて高くついたけど、軌道に乗ってきてから安くできた」のほうがはるかにマシ、というか至極まっとうな現象なのではないだろうか。担当の内閣府としては、1年目の反省を踏まえて2年目以降上手く経費を切り詰めたつもりなのに、だったらてめえでやってみろ、と言いたくなるだろうな。