ぱっと見、意味不明

こんな新聞記事タイトルを見た。

長崎県調査委報告 平戸牛にネクタイ… 「全容解明は困難」

なぜ平戸牛にネクタイをさせたのか?どういう意図があったのか?長崎県の調査委員会は必死に調査を試みたが、「全容解明は困難」…などというニュースではもちろん、ない。正しくはこちら。西日本新聞より。

裏金 私的流用底無し 長崎県調査委報告 平戸牛にネクタイ… 「全容解明は困難」

 長崎県の不正会計問題で、外部調査委員会(永田雅英委員長)は24日、金子原二郎知事に提出した報告書の中で、一部部署が「預け」と呼ばれる裏金でビール券や平戸牛セットを購入するなど組織的に私的流用していたことを明らかにした。このほか、1職員が裏金を350万円以上も私的流用していた事実を指摘するなど、県職員の公金意識の欠如をあらためて浮き彫りにした。
 組織的な私的流用を指摘されたのは長崎土木事務所。同事務所はこれまでの県の内部調査でも、上司への還暦祝い(ゴルフクラブ)やゴルフコンペ景品(米130キロ、ゴルフクラブ)などに裏金を使ったことが分かっていたが、新たな私的流用が次々に判明。ビール券200枚(約14万円)、平戸牛セット・チャンポンセット各6個(約17万円)、ネクタイ10本・ストッキング10足(約12万円)‐などを裏金で購入していた。(中略)
 報告書提出後に会見した永田委員長は「書類を既に廃棄したと言われれば、それ以上は調べようがない。限られた証言で、必ずしも全容の解明に至っていないのが正直なところだ」と厳しい表情を崩さなかった。

ああ、平戸牛とかネクタイとかその他諸々、ってことね。失礼しました。