ちょっと待ちなさい

宿泊したホテル「ドーミーイン新潟」には大浴場があり、朝と夜とで男女浴場が入れ替わるシステム。風呂好きの私としては両方体験するのはむしろ義務。この日の男風呂は、夜が2階の大浴場、朝は10階の展望浴場。朝風呂に入らないのはもはや罪と言ってもいい。たかだか10階だけれど、周りに高層建築がないおかげでなかなかの眺望を楽しめた。
朝ご飯はビュッフェ形式。コシヒカリがおかわり自由。イカの塩辛もおかわり自由。もうそれだけで幸せだ。
朝から幸せをお腹いっぱいに感じたところで、気分良く出発。新潟一の神社・弥彦神社にお参りした。ご神体は弥彦山天照大神の曾孫・天香山命を祀っているのだそうだ。ここでおみくじを引いたのだが、なんともたしなめられてしまった。むしろなめられているのかも知れない。普通おみくじといえば急ぐべからずとか待つが吉とか、ちょっと重苦しい言葉遣いをするはず。現に私が引いたおみくじも、待人 きたりがたしとか転居 よろし 早くせよとか書いている。なのに、なのになぜ…

恋愛 ちょっと待ちなさい

なのだ。なぜしばし待てじゃないのだ。まぁいいや、同行者O野くんは恋愛 あきらめなさいとバッサリ斬られてたし…。
さて、ロープウェイで山頂に登ってはみたものの、見事なまでにガスに覆われてしまった。眼下は一面乳白色の幻想的な世界。しばらくしたらガスも晴れ、佐渡島を望むことが出来たけれども、もう少し天気が良ければなぁと思わされる。
下りのロープウェイで、弥彦神社には巨大な、日本一巨大な鳥居があるという情報をガイドさんから聞いた我々は、その鳥居へ向かった。
…デカッ!!
平安神宮より、厳島神社よりでかい鳥居。
想像を絶するサイズである。スペックによると全高は30.16m。ざっと7階建てのビルに相当する…。こんなもんが地震で倒れた日にゃ、近隣住民は迷惑すること間違いない。ここがその鳥居を作った「宮田鉄工所」のホームページである。トップにこの巨大鳥居の写真があるので、刮目すべし。そして、鳥居の専門メーカーという肩書きに驚け(笑)
さておなかが空いたということで、寺泊の漁港付近にある魚市場で海鮮丼。イクラとウニのゴールデンコンビに舌鼓を打ち、カニの試食もきっちりチェック。イカ、エビ、アナゴ等が串焼きになって売られている中に、なぜか川魚であるアユが混じっていたのが気になったが、それはご愛敬というものだろう。
このあと立ち寄り温泉「じょんのびの里」で湯ったり(死)したあと、ジェラートを頂いて帰路に。新潟を満喫した一泊二日でしたとさ。

ジェラート屋に行っておいしく頂き、高速道路をぶっ飛ばして無事に帰ってきましたとさ。お疲れ様。