秋葉原「西安刀削麺 劉家」のネギ叉焼刀削麺

刀削麺とは、麺の生地をカマボコ状に作り、それを包丁で削り飛ばして鍋に投入して茹で上げるという一風変わった麺料理である。一定の厚さ・長さに削るその様子はまさに職人芸と言える。テレビでしか見たことがなく、興味本位で入った部分もあったが、これは本格的に美味い。担々麺、麻辣麺、ネギ叉焼麺があるうち担々麺とネギ叉焼麺を頂いたが、ネギ叉焼麺のスープはなんと酸味の利いた塩スープ。酸味とダシ味のバランスが抜群で、そこに中華麺としては厚く、平べったい刀削麺のもっちりとしたコシが加わる。ネギは白髪ネギ、叉焼はもも肉を分厚く短冊状に切ったもの。これで800円なら、オリジナリティも含めてお買い得と言えるのではないだろうか?担々麺も辛すぎず美味い。こちらは650円。秋葉原でおなかが空いたら、おでん缶メイドカフェもいいかも知れないが、刀削麺を一度食べてみては如何だろう。