郊外に住まう

うちの周りはうねりのある地形で、登ったり下ったりして駅へと歩いていくのだが、その途中に緑に覆われた丘にぶつかる。ぽっこりとしたその小さな丘は、夜は真っ暗で気味が悪いけれど、朝出勤する時にはいろんな鳥のさえずりが楽しめる。こないだはウグイス。今日は…何の鳥かは分からないけれども、ピチュ、ピチュと元気な声を響かせていた。なんとなく活力をもらっているように感じる。勤務先が高層ビルの林立する丸の内だから余計にそうなんだろうか、家の周りにはのどかな自然が欲しくなる。夏の蚊と蝉には辟易させられるかも知れないが…。
今日も職場近くでふと上を見たが、空は真上にしか見えない。広い空の下で暮らしたい。やっぱり郊外に住もう。

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要するに休日出勤だったのです。