おみくじ勝負

伏見桃山「玄屋」の酒粕ラーメンを賭けて、伏見稲荷でおみくじ勝負をした。私はくじ運は強い方ではないが、勝負運はある方だ。小吉とか末吉とか、どっちが上なのかと確認してくる相手に対し、少なくとも俺はそんなのは引かんと言い切り、ジャラジャラ。21番の紙切れには以下のように書いてあった(一部抜粋)。

大吉
方角 西の方よし
勝負事 敵一ばいの強みあり
ほこり高ぶることあるべからず、おんじゆんにして、すなおなればよろし。

ほれ見ろ、みごと大吉である。玄屋はここから南西だが、まぁ西と言ってよかろう。敵一ばいの強みというのも、「人一倍」の意味ではなく、×1つまり等倍という意味だろう。ほこり高ぶるなと言われたって、なんたってこちらは大吉。負けるはずがないのである。
さて、敵が引いたのは32番だったかな?そこには以下のように書いてあった。

方角 西南の方よし
勝負事 勝つべし
思うこと、願うことかなはずといふことなし。

何っ!?何て強気なおことばなのだ。おそるおそる見てみると、大大吉とか書いてある。…ちょっとまて聞いてないぞ、そんなのがあるなんて。子供がいちおくまんえんとか言ってるのと同レベルじゃないか。
…お稲荷さんだけに、まさにキツネにつままれた気分だった。