最高裁で逆転敗訴

司法判断について、正しいとか間違ってるとかそんなことを言える立場ではない。そもそも判断するための材料が、司法当局と比較するのもばかばかしいほどに少ないわけだし。
でもさぁ、国策として進められている事柄に対する住民訴訟が、一審や二審で国が敗訴して、最高裁では逆転勝訴…というストーリーがやけに多いような気がする。三審制というのはあるていど公正なシステムであろうと思うけれど、3打席勝負で第一打席、第二打席打ち取っても第三打席で打たれたら負けというのはどーも解せない。なんか、ゲームやって勝つまで止めないガキ大将orお兄ちゃんみたいだ。だれか、一審・二審での国の勝訴率と三審でのそれを比較した人はいないだろうか。これで三審の勝率が他よりかなり高くなっているようなら、三権分立は事実上機能していないということになると思うが。
それとさ、こういう重要案件って絶対三審までもつれ込むわけやん?めっちゃ時間かかるやん。たとえば二本先取方式にするとか、地裁が案件の重要度も審査して、地裁の判決に不服ある場合は最高裁へ上告するように決定できるとか、そんなんないんやろか。