twitter歴2週間

試しに始めてみたtwitter、どっぷりとハマっている人から見ればまだまだヨチヨチ歩きのように見えるだろうけれども、感想を。私が相当にひねくれた人間だということは皆さんご存じだと思うし、あくまでもそんな私の個人的な思いであるという前提で。
何人かの友人と出会うことができて、彼らとは(少なくとも私の方は)楽しくやりとりをさせて貰っている。さすがやなぁ、と思わせるtweetを読むと、何となく脳みそが活性化される気がする。ただ140字という文字制限は、じっくりと文章を書くには短すぎるけれども、ざくっと一言というには長すぎるほどの余裕があるという印象。たぶん、英語で140文字というのがちょうどいい感覚で、表意文字を含み、1文字1音節を表せる日本語だと60〜80文字くらいがベストなんじゃなかろうか。
その一方で、有名人やら各種情報提供者を試しにフォローしてみたけど、すぐにやめた。その人はしょせん赤の他人であって、その人の一挙手一投足まで気になるというような対象ではない。有名人の動向なんてものは、いわゆるワイドショーを楽しく視聴できる人にとっては気になる情報かも知れないけれど、何を食べようが、どこに行こうが、誰とつきあおうが別れようがはっきり言ってどうでもいい。私にとっては、昨日のウズベキスタンの天気と同じくらい値打ちのない情報である。また、提供される情報のジャンルが私の興味に近いものであったとしても、そのうち本当に自分が知りたい情報なんて30件に1件あるかどうか。残りの29件はただ画面を占拠する邪魔な文字列で、知りたいと思う情報に対する阻害要因でしかない。ただ延々と、いつ自分に有用な情報が来るか分からないのを待つというのは、テレビの情報番組をずっと見続けさせられるのと同じで、私の性には合わなかった。
私は「友達の友達はみんな友達」に近い感覚の持ち主ではあるけれど、全くつながりのない人と、ただ同じ興味や趣味を持っているというだけで簡単に友達になれるタイプではない。それに対して「損してるね」「楽しみ切れてないね」ととらえる人もいるだろうが、人には向き不向き、好き嫌いというのがある。少なくともしばらくは、知己とのやりとりを楽しむツールとして活用したい次第である。