*[ゴルフ]クラウンヒルズ京都

8つも年下の後輩からゴルフに誘われた。24歳が2名と22歳が1名。いずれも大学の野球部の後輩たちなんだが、人を誘ってゴルフに行くことは多くても人に誘われて行くことはほとんどないので、喜んで参加させてもらうことにした。
場所はクラウンヒルズ京都ゴルフ倶楽部。京都府南丹市…といえば都会のようだが、平成の大合併前は園部とか日吉とか言われた、なかなかのどかな土地柄である。しかも寒い。公式サイトによると、オーナーはなぜかあの釜本邦茂。日本のサッカー史上、キング・カズを上回りうる唯一の男だ。もちろん、クラブハウスで彼が出迎えてくれた…なんてことにはならなかった。朝7時44分のティー・オフということで、7時過ぎには着いておきたいところ。家を6時過ぎに出ればいいかと思っていたのだが、昨夜8時頃、梅田のヨドバシカメラを出たあたりで後輩からの電話を受けた。

「和田さんのお車ってどんな車ですか?」

あ、やっぱりきたか。皆まで言うな。

「ああ、ワゴン車やし、スタッドレスも履いてるから、乗せてったるよ」

この時期の早朝に園部方面に行くのであれば、やはりスタッドレスは必要なところだ。彼ら若者が全員自動車を持っているとも思えないので、乗り合わせて行くのだろうが、そうすると3人分のゴルフセットを積載できる車種というのも限られてくる。あいつら大丈夫なんやろかと思ってはいたが、何も言わなかったので放っておいたのだった。

「ありがとうございます、じゃ、桂キャンパスクラスターの駐車場に6時半でお願いします」

んっ、6時半に桂?想定より15分は早いぞ。まぁ仕方ない、さっさと帰って早めに寝よう。

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朝、というかまだ夜の5時半。冬の朝早いゴルフは寒さよりもこの暗さが気分的に堪える。深夜の12時と空の暗さは同じでも、部屋の明かりなどが落ちきっている分、より暗く感じる。順調に車は進み、朝6時28分に桂キャンパスに着き、無事に後輩たちと合流。見ると彼らの車はトヨタ・イスト(前モデル)とスズキ・ワゴンRだった。うん、これじゃ無理だ。
園部は霧。見渡す限りの霧。これではティグラウンドからグリーンも見えないと思ったが、コースに着く頃には幾分晴れていた。おそらくバブル期に開業したのであろう、必要以上に豪華なクラブハウス。ロッカールームも金がかかっていて、たぶん一度倒産したのを釜本が投資目的か何かで買ったのかな、という感じ。とても日曜に10,000円を切る値段でプレーできるコースとは思えない派手さだった。
プレーの方は、1人が今日コースデビュー、あと2人も夏に始めたばかりというフレッシュな感じ。3人あわせて430くらい叩いてたかな?私は前半44といい感じで折り返しつつも、最近の打ち込み不足が響いてか後半またも崩れて52の96でフィニッシュ。いかん。練習せねば…。
帰り道、今日コースデビューした子のクラブに物品税証書がついていた=1989年の消費税導入前の品だったことから、つるやゴルフに行ってアイアン6本と5W、あと4UTをお買いあげ。セールの最終日だったらしく、特価からさらに大幅に値引きしてくれた。これで彼も練習に身が入るというものだろう。フレッシュな彼らに追いつかれないように頑張ろう。まだまだ若いもんには負けられ…いや、私もまだまだ若いはずだ。