笑顔に関するオノマトペ

日本語には擬音語、擬態語が豊富だと言われる。漫画において豊かな表現ができるのも、このオノマトペの力が大きいのではないかと個人的には思う。また関西人は会話の中でも「シュッとしたお兄ちゃん」とか「そこの角キュッと曲がって」とか、言語化が難しい概念をオノマトペで上手く表す、と言われているらしい。ごく普通のありふれた言語表現のように思うのだが、関西人ではない人にとっては特徴的に映るのだそうだ。
さて、笑顔を表現するオノマトペもこれまた非常にたくさんある。ニコッとかニカッとかクスッとか。にぱっ、にへらっ、にやり、などなど「に」で始まるやつが多い。それぞれほとんど同じなんやけど、ちょーっとずつ違う。人によっては、これらがひらがなで書かれている場合とカタカナで書かれている場合とでまた受けるイメージが変わるかもしれない。
では、これはどんなオノマトペで表せばいいだろう。個人的には「にかーっ」かな。ピントが合っていないのが実に残念。