桃太郎

おばあさんが川で拾ってきた大きな桃を、おじいさんが切ってみると、中から元気な男の子が出てきました。

専門的に研究している人に言わせれば、桃は若返りの象徴であり、それを食べた老夫婦があんなことやこんなことをして子供ができたことを暗示している…などという説もあるらしいんだが、文字通りに読み取れば、桃太郎は帝王切開で生まれた。「むかしむかし、あるところ」という具体性のない表現のため、これが日本最古であるかどうかははっきりしないが、おそらくは日本人の誰もが知っているだろう。帝王切開で産まれた最も有名な男児と言っていい(ちなみに女児はかぐや姫)。
その故事に倣ったというわけではないが、うちの坊やも帝王切開で産声を上げた。2010年6月30日22時46分、3462gとやや大きめ。今のところ母子ともに健康である。退院は7月7日の予定、七夕の日にお七夜ということになる。3年前の7月7日に婚姻届を出し、今年の7月7日には出生届を出す。マルハンには一度もお世話になったことがないが、7の力を感じずにはいられないところだ。