姫路市の小学校で

牛乳の飲み方が問題になってるんやて?20年前は文句言われたことないぞ。読売新聞より。

ストロー・じか?…給食紙パック牛乳飲み方論争

 兵庫県姫路市教委が市立小学校に対し、給食の紙パック牛乳を「ストローで飲むように」と異例の指示を出していたことがわかった。
 市内では「ストローはごみになるだけ」として、児童に直接パックに口をつけて飲むよう指導している小学校が8割に上っているため。この指導には「食事のマナーとしてふさわしくない」「不衛生だ」と保護者から反発が出ていた。
 市によると、市内各校では200ミリ・リットルの紙パック牛乳とは別にストローが配られていたが、昨年度は市立小68校のうち56校が、ストローを注文しておらず、児童にはパックの上部を開封して口をつけて飲むよう教えていた。校長の一人は「環境保護につながると思い、現場では疑問を感じなかった」と話している。
 今回の見直しは、一部の保護者が3月、市教委に改善を要望したのが発端。市教委は今月2日の校長会でストローの使用を指示した。9日からの給食で徹底させる方針だ。
 ストローを使わない飲み方には賛否が分かれている。鳥取環境大環境マネジメント学科の田中勝教授(廃棄物工学)は「そこまでやらなくてもと思う。ストローぐらいではごみ減量効果もさほどない」としている。
 一方、「ごみ削減よりマナーを優先するのは正しいと思えない」との意見もある。同様にストローを使わない飲み方を指導している那覇市教委は「ごみの分別収集が難しくなり、不使用の流れが生まれた。改める考えはない」としている。

姫路市の給食では、牛乳はビンでもテトラパックでもなく、スーパーで売ってる500mlとか1Lパックと同じ形をした紙容器に入っている。これは20年前と同じで、ちょっと嬉しくなったんだが、当時からストローはついてなかった。ストローを差す穴は用意されていたけど、男も女も口をつけて飲むのが常識だったし、「飲みやすい紙パックの開け方」が紙パックに書かれていたし、先生もそれを教えてくれた記憶がある。そして、一人の紙パックの中に4〜5人ぶん、たたんだ紙パックを押し込んでお片付け完了、という流れだった。そこは小学生、何個まで詰め込めるか…とかやりだす少年が出てくるわけだが。
それはともかく、今年からうちの姪っ子は姫路市の小学校に通うんだけども、つまりこれに文句をつけている親というのは私や兄と同世代ということになる。もし姫路市出身なのであれば、自分たちが子供のころにやってたことのはずなんだが、いったい何がいけないというのだろうか、私にはわからない。