王さん勇退

王監督引退試合の相手は野村監督率いる楽天。現役時代、王と長嶋をライバル視し続けた人だ。ちなみに長嶋監督の最終試合の相手は阪神タイガースで、指揮していたのは野村監督。因縁と言うか、野球の神様の計らいと言うかは人によるかも知れないが、人智を越えた何かがありそうな気はする。そういえば清原の引退試合の相手も王さんで、プロ入り時にドラフトで騒がれた巨人の監督だった。
数字の上ではノムさんのほうが長嶋さんよりも上だと思う。この三人の通算成績を出してみる。

選手として 長嶋 野村
実働年数 22年 17年 26年
出場試合 2831 2186 3017
安打 2786 2471 2901
本塁打 868 444 657
打点 2170 1522 1988
打率 .301 .305 .277
監督として 長嶋 野村
年数 18年 15年 22年(続行中)
試合数 2364 1982 2916
勝利 1251 1034 1423
敗戦 1042 889 1421
引分 71 59 72
勝率 .546 .538 .5004
リーグ優勝 4回 5回 5回
日本一 2回 2回 3回

うーん、結論としては3人ともすごい。
ちなみに王さんにまつわるエピソードを一つ。娘さんが3人いるんだけれども、3人とも名前に「理」という字が入っているらしい。これは、「どこへ嫁いでも、家がだということを忘れないで欲しい」から、だって。
長嶋さんについては…やはり「ロボット長島」かな?気になる人はググってください。