沖縄五日目

初日 二日目 三日目 四日目 五日目 千秋楽

      • -

デジカメの電池が切れてしまったので、ここからは文字ばっかりになります。はは。
宿泊しているホテルはロワジール。なかなかハイグレードなホテルで、確かにいい感じだったんだけども、朝早く出て夜遅く帰ってくるという日々を送ったために、そのメリットはあまり感じなかった。プールにも行けず、大浴場にも一度しか行けなかったし。安宿でも良かったような気がするけど、まぁそれはよしとして、今日向かったのは沖縄本島の南部方面。ひめゆりの塔とか、あちこちにある戦争関連の施設が目的だ。
まぁ、その前に軽くお買い物。アウトレットモール「あしびなー」へ。かつて米軍基地だった広大な敷地に、このアウトレットモールと、ヤマダ電機スポーツデポなどがどかーんと軒を連ねる。だだっ広いという表現がぴったりだ。REGALでセールをやっていたので革靴を購入。買い物のあとは、ブルーシールアイスでスウィートな気分に浸った。バナパコ&マンゴーのソフトクリームと、爽やかなブルーウェーブのアイスを選択。バナパコとは、バナナ・パイン・ココナツのミックスである。まったりとして非常に美味。
一つめの戦争関連史跡は「海軍司令部壕」。豊見城市高台、海を見晴らせるところに地下壕を作って日本軍が立てこもった場所である。自決したときの手榴弾の跡など生々しい傷跡など、60年前の人の行いがそのまま残っている感じだ。特に、司令官が最期に東京に宛てて送った電文は涙を誘うが、よく読めばやはり戦争を指揮する側の観点から書かれた文章だと分かる。
地下壕から出てみると、さっきより風が強くなっているような感じ。台風15号が近づいている。うちのヨメはなかなかの雨女なのだが、ここへ来て本場の台風を味わうというのはなかなかにツライ。興味がないわけではないが…。
次に向かったのは、南城市にある沖縄そばの店「玉家そば」。私は三枚肉そば、ヨメはソーキそばを注文。ま、食券制なので注文というよりも購入。個人的にはソーキの方が美味しかったかな。ダシは鰹であっさりめ。もう少しコクと甘みがあっても良かったかも。個人的には、カヌチャの「くすくす」の方が好みに合っていた。セルフサービスで入れられる「フーチバー(よもぎ)」を入れると爽やかな香りが増し、島唐辛子を入れるとピリッとする(って当たり前か)。ちょっと入れすぎたような気がするが、まぁ変な味になってしまったわけではないのでよしとしよう。
お腹も満たされたところで、次の目的地へ。「沖縄戦跡国定公園」。ここは沖縄最後の激戦地で、今は膨大な数の人名が刻まれた慰霊碑や、平和祈念資料館などがある。展示は質量ともに圧倒的。知覧の特攻平和会館の生々しさもすごかったが、彼らは兵士。こちらは一般市民が巻き込まれた現場であるのでより凄惨なものを感じる。まぁ、百聞は一見にしかず、言葉にしても詮無いので、行ったことがない人は是非足を運んで欲しいところ。たとえばブッシュさんとかね。
続けざまに「ひめゆりの塔」へ。塔っていうから背の高い建物かと思ったら、むしろ「碑」。隣接するひめゆり平和祈念資料館の展示内容については、司令部壕とも平和祈念資料館とも少しずつ違った側面から戦争を見ているような感じ。昔は実際にひめゆり学徒隊に所属していた人が体験を語っていたらしい。この日も、一人だけそれとおぼしき方が説明をされていた。自分の同級生たちが死んでいく様を見てきたという体験、忘れたい記憶のはずなのにそれを語り継ぐというのがどれほどつらいことだろうか。大変なご覚悟だと思う。
南部戦跡をぐるっと一回りしたところで夕方。ヨメの従妹がバイトしているアフタヌーンティーでお茶を頂く。
夕食は、ヨメの叔母さん&従妹(バイトしてる子の妹)とともに。店の名前は今ど忘れしているけれど、食べた物は以下の通り。

  • じーまーみ豆腐
  • クーブイリチー
  • クーブイリチー炒飯
  • ソフトシェルクラブの唐揚げ
  • 島らっきょうの何某か
  • ぐるくんの唐揚げ

あと何やったかな。このあと、バイトが終わった従妹も合流して沖縄名物「氷ぜんざい」を頂き、ホテルへ帰った。