威張れる勝ち方?

交流戦では予告先発の必要はないのに、日ハムがダルビッシュ先発を公言したことに対し、原監督はこんな感じのことを言ったらしい。

ダルビッシュで絶対に勝てると思って、そういうことを言ってるんだろう。ただ絶対的に有利な時というのは、オレなら挑発的なことは言わない。劣勢な方は、捨て身になっていくからね。まあ、見てろよ!

確かに巨人は勝った。しかしそれはラミレスのソロ一発、1-0の勝利。日刊スポーツの見出しは原巨人怒りの1発 ラミ18号ダル沈めたとなっているが、原巨人の怒りとラミ18号にそんな大した関連性があるとは思えない。7回1死一、二塁にはダブルスチールを敢行し、さらに二、三塁からスクイズのサインまで出したが、相手バッテリーに外され得点できなかった。

ダルビッシュから普通に点を取るのは難しい。リスクはあるけど、思い切った作戦を絡ませていかないといけなかった。

でもその作戦は結果的に失敗したわけで、そんな威張れる勝ち方ではない…。ただラミレスが打った球は失投とは言えない、それなりに厳しいコースだったと思う。それをホームランにしてしまったのだから、とにかくラミレスにひたすら感謝するしかないはず。
ま、継投がきっちり決まって完封したんだから、その意味ではいい勝ち方だったのかも知れないな。