伊達公子がすげえ

37歳で12年ぶりの現役復帰を表明した伊達公子。復帰初戦となるカンガルー杯での戦いっぷりがすごい。

予選1回戦 6-7、6-1、6-3
予選2回戦 6-1、3-6、6-3
予選3回戦 6-3、6-4
本戦1回戦 2-6、6-4、6-4
本戦2回戦 7-6、6-2
準々決勝 7-6、4-6、6-3

傾向として、後のセットのほうが試合のペースをつかんでいる感じだ。まさか体力、スタミナで圧しているはずはないので、序盤で相手の特徴を読み、弱点を突いて攻めているんだろうな。「手塚ゾーン」とか「○○の極み」とか、摩訶不思議なテニスマンガがあったけれども、やっぱり円熟の技というか、世界を戦った経験ってのは、ある意味「奥義」なのかもしれない。
優勝候補を破っての準決勝進出。「若手に一つでも多くのことを伝えたい」と語っていた本人は、優勝なんてしたくないかもしれないけれど…さぁ、どうなりますことやら。