しばしのお別れ

我が故郷が誇る名城・姫路城が、いよいよこの秋から平成の大修理に入るらしい。かつて昭和の大修理は12年に亘り、天守閣を解体して一から組み直すという大工事だったけれども、今回はそこまで大がかりなものではなくて漆喰の塗り直しと、瓦の葺き直しが主。それでも工期は2009年秋から2015年春までの5年半、総工費は28億円ということで、工事期間中は天守閣全体がすっぽりと覆い屋に隠れてしまうらしい。ただ、その作業を見学できるようになるということなので、一度といわず何度か見に行きたいところである。
実家からお城が見える恵まれた環境に暮らしていたので、そのお城が見えなくなってしまうことは大変寂しいことだけれども、一段と美しくなるその姿を楽しみにしたい。
…その間、時代劇のロケはどうするんだろうな。暴れん坊将軍は向こう6年間再開されないということか。