我慢の一日

朝5時半過ぎに無事起床し、隣室で寝るwadakohたちを起こさぬよう細心の注意を払いつついそいそと支度をする。といっても鍵をかけてもらわねばならんので、出る直前にはwadakohを起こしたのだが。
家を出たのは6時前。近所のコインパーキングが「一晩最大500円」という、東京では破格の安さだったことに感謝しつつ、やすえもん邸に向かう。予定より15分ほど早く着いたが、15分前行動は体育会系の基本である。有無を言わさず合流し、もう一人のゴルファーmiyajiくんを所沢IC付近で拾い、一路沼田ICへ急ぐ…と。どうも空模様が怪しい。白い粉が舞い始めたので、群馬県出身のやすえもんに「浅間山がまた噴火したのか?」と聞いたがどうやら違うらしい。火山灰でないとすると、この粉の正体はおそらく雪だ。心なしかひざ下が冷え始めたような気がする。
目的地である初穂カントリークラブに到着すると、これはもう文句なしに寒い。舞う粉が火山灰でも雪でもどっちでもいい。寒いことには変わりない。スタート地点近くにある池の表面はなにやら固まっており、ゴルフボールが乗っかるほどであった。これを「氷」と言ってしまうとまた寒さが増すので、膜が張っていると思うことにした。
プレーについては後述。
このコースの売りは天然温泉。アルカリ性のぬるりとした泉質が、冷え切った心と体をほぐしてくれた。もうすこしいい季節であれば、そして家から近ければ、通ってもよいコースだ。
さて帰路に着き、高速道路に乗ってみるとスキー帰りと思しき車がひしめいている。自然渋滞と事故渋滞のミックスで25kmほども続いているらしい…ということで、古今東西 野球選手の名前で時間と眠気を叩き潰すことにした。コトーとかデシンセイとか南牟礼とかひたすらにマイナーな選手を言い続け、現役一軍の選手はほとんど出てこないままに漫画に出てくる野球選手にテーマ移行。身の軽い肥満体・若月(海空高校)とかニュ〜と手が伸びる蛸田蛸(明訓高校)とか言ってるうちに所沢。お疲れ様でした。
結局、17時にコースを後にして柏の自宅に帰宅したのは23時半。恐ろしい話である。