どうしようもないね

今日は野党の審議拒否戦術について、以前にも書いたことをほとんど同じように繰り返そうかなーと思っていたけれど、厚生労働大臣がまたやらかしたみたいですな。うーん、前回の発言よりひどい、という人もいたし、前回ほどではない、という人もいたのだけど、問題は、前回の発言との程度の差ではない。野党が揚げ足を取るぞ〜、取るぞ〜と待ちかまえているところに、沢村栄治の如く高々と…とまではいかぬまでも、クイックモーションとは言い難い程度には足を揚げてしまった点にある。それはどういうことかというと、2つの可能性がある。

  1. かの大臣としては慎重に言葉を選んだつもりだった
  2. もう揚げ足を取られることはないと思って、思いのままに述べた

前者であれば、それでも彼の認識と世間との間には大きな隔たりがあったということで、少子化対策の担当者としては不適格である。後者であれば、仮にも政権の中枢にいるものとして自覚がなさ過ぎる。ということで、どちらにしてもご退場して頂く他はないだろう。

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「2つの可能性」と述べたが、実はもう一つ、ないこともない。それは彼が反安倍勢力の回し者であり、本件が安倍内閣に仕掛けられた自爆テロである可能性だ。