海外での思い出2

好評だと判断して、次は海外での「できごと」編。うれしかったこと、おもしろかったこと、いつになっても忘れないことを。

パリのマクドナルドにて
 私は初めて行った国では、スケジュールに余裕のある限りマクドに行くことにしていて、おフランスでもばっちり行ってきた。当時20歳、食べ盛りの私はセットだけでは足りず、単品のハンバーガーを追加するのが常であったのですが。ここはおフランス。そして私の英語力も十分ではない。「これのセットをひとつと、これ単品で」と言ったつもりがセット2つ。しかもポテトは日本で言うとLサイズ。さらにドリンクは問答無用でどっちもコーラL。食いきれるかボケ!生まれて初めて、マクドでお残しをしてしまいました。
北京のホテルにて
 父と2人で訪れた北京。ホテルの朝食はビュッフェ形式、いわゆるバイキングでした。可もなく不可もない朝食をとった後、コーヒーを飲みつつ、「冷たい水がほしいな」ということで私がボーイさんに「Chilled water, please.」というと、彼が持ってきたのはロディアンミニ。おまえの英語あかんな〜、と言いつつ、父がボーイを呼びとめ「冰水(ピンシュイ)、冰水」と要求したところ、今度は爪楊枝。水はあきらめ、コーヒーを飲み干してレストランを後にした我々であった。
ミラノのマクドナルドにて
 通じなかった話ばかりでは寂しいので、上手くいった例を。ミラノのドゥオモ前、プラダの向かいにあるマクドでの出来事。パリでの失敗に懲りて、おとなしくセットひとつだけを注文した私だが、take away(お持ち帰り)が通じない。隣にいたイギリス紳士と思しき人もオレンジジュースの注文に苦労していたようなので、私の英語力の問題ではない(と信じたい)。困った、イタリア語を履修していたものの、「お持ち帰り」に相当する表現は思いつかない…そうだ!「Non mangio qui(ここで食べない)!」「OK!」無事にドゥオモ広場へ持ち出すことができたのだが、あの時のバイト姉ちゃんの笑顔は忘れられない。

ほかにもあった気がするんだけどなー。