いじめ2

福岡県のいじめ自殺事件で、いじめに荷担したとされるもと担任が入院したらしい。ただ隠れてるだけなのか、それとも各所からの非難に耐えきれず本当に体調を崩したのかは分からないが、「いじめられる」というのがどれほどつらいか、身をもって分かったことだろう。
校長先生は全校集会で「先生たちは生まれ変わりました」なんて言っていたらしいが、このもと担任くらいつらい目に遭わないことには、そう簡単に生まれ変われるものではあるまい。せめて「生まれ変わりたいと思っています。そのためにはみんなの助けが必要です」くらいにしないと、空々しすぎるってものだ。

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もうひとつ。もと担任は笑いがとれる教師だったらしいが、「笑い」のほとんどが誰かを貶めることで生まれるのだというのは、吉本新喜劇を見れば明らかである。知らず知らずのうちに生徒を傷つける危険性を思うと、教師はあまり笑いを取ろうとしない方がいいのかも知れない。