toto

我が文部科学省所管の独立行政法人日本スポーツ振興センターが銀行に借金の返済を迫られながら運営しているtotoが、新企画でてこ入れを図るらしい。要約すると以下のような感じ。

人気が低迷しているtotoのてこ入れ策として、1等の最高当せん金額を現在の1億円から2億または3億円に引き上げることを検討中。ジャンボtoto(仮称)は、購入価格を現在の1口100円から200円または300円に引き上げる。

…あのー、現在のtotoを3口買うのと一緒、いや、自由度が減るぶん魅力は更に落ちるんじゃないでしょうか…。一部記事では更に

また、クジの対象は現在13試合だが、これを14試合とし、理論上の当せん確率を現在の3分の1(160万分の1から480万分の1)にする。

とも併記されているが、購入金額が3倍、当せん確率が3分の1、当せん金が3倍となると期待値は3分の1…。これはさすがに誤報だよな…。どちらかの方法、ってことよな…。
totoの人気を上げたければ、方法は一つ。野球をtotoの対象にすることである。特に高校野球はすでにヤミで賭博の対象となっているが、これをtotoの対象とすることで裏賭博の開帳を防止し、ひいては暴力団の資金源を断つこともできる。高校野球の健全化を推進した、前高野連会長の牧野氏は今日亡くなられたが、高校野球が世の中の健全化に貢献するとなればきっと喜んで下さるだろう。