こわくなんかないんだよ

♪おおきなやまもひとまたぎ キング〜コングがやってくる♪ こわくなんかないんだよ〜♪

この歌を知っている人はそう多くはないだろうな…学生時代、トミオカとかいう青年がこれをヒワイにアレンジした替え歌を歌っていたことはよく憶えているが…(ろみーやかずみは知らんかな?)
関東に職場を移してからはや3ヶ月が経とうとしているのだが、どういうわけかwadashinさん怖い説が根強く流布しているようである。今日の日記はその理由に迫り、誤解を優しく解いてみようとするものである。

仮説1 関西弁が怖い

wadashinさんはコテコテの関西弁ですよね。なんか関西弁ってヤクザのイメージなんですけど…。

反論させて下さい。たしかに、上司の前でさえ関東弁は使いません。ちなみに、私の操る言語は播州弁と京都弁のミックスであり、いわゆる大阪弁とはだいぶ違うところがありますが、関東人には区別がつきませんかね。まぁ、それはいいとして。私ら関西の人間にとって、大の男が「○○だって言ってんじゃん」などと言っている様子はサブイボ立つほど気色悪いものがあるのです。周りがみんなそんな発言をする中で独りゾワゾワしながら我慢しているのに、私の言葉に対してよってたかって「ガラが悪い」だの「怖い」だのと言っていじめるのは多数派の横暴というものです。甲子園の一塁側で巨人を応援しているような気持ちなのです。分かって下さい。

仮説2 目つきが悪い

wadashinさんに睨まれた、ガン付けられたという苦情が寄せられているんです。どうしてそんなことするんですか?

言い訳させて下さい。私の目は生まれつき細く、特に目尻がとがっているので、眼球を左右に動かすと、構造上睨んでいるように見えてしまうかもしれません。また、私は目があまり良くないので、遠くの人の顔を判別するために目を更に細めていることもあります。だからといって、チラリという擬態語を勝手にギロリに書き換えないで下さい。

仮説3 声がでかい

wadashinさんはいつも怒鳴っていて怖いです。

ちょっと思い起こしてみて下さい。電車の中で中国の方が会話している様子を。けたたましい声で、早口でまくし立てているように感じたことはありませんか?でも彼らは楽しくおしゃべりをしているだけなのです。確かに私の声は大きいかも知れません。そしてやや早口かも知れません。しかしそれも含めて関西弁なのだと理解して下さい。語彙の違い、イントネーションやアクセントの違いだけでなく、基調となる声の高さも言語によって違うのだと思えば、異文化コミュニケーションが楽しくなってくるはずです。