研修というか遠足?

今日は、某省管轄下にある施設を見学するという研修でした。行き先は「国際交流研究村」といって、留学生のための施設などがあるところ。場所はお台場です。留学生向けのとても綺麗な宿舎を見て、公金の無駄遣いではないのかと思ったら、やっぱり会計検査院あたりから目を付けられているらしい。ちなみに、建物はとても綺麗でゆったりしているけれど、買い物その他生活にはかなり不便。プレイスポットはたくさんあるけど…住むところじゃないわな。
またこの国際交流研究村には「日本科学未来館」ってのもある。某省の仕事には子供たち、いや、大人も子供も、おねーさんも*1科学に興味を持ってもらうことも含まれるわけで、こんな施設も非常に大事なわけです。で、こちらも見学してきました。結論としてはかなりイイ!最先端の科学技術をとても分かり易く展示してあって、しかも体験型の展示が多い。あれは何?うわ、こんなんあるんや。そんな驚きとワクワクに満ちあふれた施設。入館料はたったの500円、フジテレビや何やも楽しいかもしれんけど、世のお父さんお母さん、お子様を是非日本科学未来館に連れて行ってあげて下さい。絶対、成績上がります。
今回行ったわけではないけれど、某省所管の施設としては上野の国立科学博物館もオススメ。丸一日いても飽きないくらい、様々な展示がある。まぁ、私は博物館が大好きなので(大英博物館でもワクワクしっぱなしだった)公平な評価ではないかも知れんけれど、確かに言えることとしては、こういうところに来ている子供たちは顔つきからしてお利口そうだということ。繰り返し言うけれど、子供の成績を上げたければ、こういう施設を利用して、子供の好奇心を上手く引き出すことやと思うね。自分で見つける、自分で調べる、そういった楽しみを知っている子供は絶対伸びると思う。
ゆとり教育が失敗に終わった(と言っていいのだろうか)理由はいろいろあると思うけれど、某省としては、土曜日にこういうところに来て欲しいという気持ちがあったんと違うかな。ただみんながみんなその思惑通りに動くわけではなくて、というかそんな風に動いてくれる人なんてごくわずかで、ただ授業時間が減っただけになってしまった、と。政策を考えるのは賢い人たちだから、「こうすればみんなはこういう行動をとってくれるはず」という予測を、賢い人の基準で考えてしまうんだろう。人間はとても怠惰で、サボりたくて遊びたい生き物なんだという前提で、政策を立ててもらいたいものである。
…以上、研修レポートでした(笑)

*1:MOTHER2ってゲーム、あったよな