春の叙勲

立派な人たちが天皇陛下に褒めてもらうイベントが、今日行われました。
私は褒めて頂いたわけではなくて、褒めて頂く人々のお手伝いをしに行っていました。皇居の中に侵入!してきたわけであります。
拝謁の会場となったのは皇居内の豊明殿(ほうめいでん)。まぁ、ここまでは入れなかったんだけれども、宮内庁のサイトによると「北車寄(きたくるまよせ)」から建物に入り、「北溜(きただまり)」で待機し、全長163mという「長和殿(ちょうわでん)」の長い長い廊下を歩き、「南溜(みなみだまり)」から「南車寄(みなみくるまよせ)」から出てきました。写真もありますが、もんのすごい贅沢な造りです。壁面を覆うのは一枚物の天然木。どうやら日向産のマツ材が使われているようですが、一枚一枚表情の異なる木目が非常に美しい。もう、「惜しげもなく」とか「ふんだんに」って言葉はこういう場面でこそ使われるんだろうな、というくらい。シャンデリアも、やや紫がかって見えたクリスタルガラスが何とも高貴な雰囲気を醸し出していた。やはり権威を示すためにはこれくらいのものは必要だということでしょうか。いや、いい仕事してますね〜(古)。