水道橋「京城」のロース(タレ)
P-chan、wadakoh、ゆいちゃんの3名と訪れたのは、水道橋の駅から3分も歩かない「京城」。東京在住10年目となるwadakohの情報で、急遽開催された第一回東京肉部だ。肉のレベルは高く、かつ東京にしては安いという情報通り、満足満腹である。まず、食べたものは以下の通り。
- ホルモン @630 2人前
- カルビ塩 @1,000 2人前
- カルビタレ @1,000 2人前
- 上ミノ @1,000 2人前
- レバー @630 2人前
- 子袋 @630 1人前
- 上ロース塩 @2,000 2人前
- ロースタレ @1,200 2人前
- 笹身ロース @1,000 2人前
- 松阪牛ネギトロ @1,200 1人前
- キムチ盛り合わせ @1,100 1人前
- コムタンスープ @700 1人前
- カルビスープ @700 1人前
- ワカメスープ @400 1人前
- タマゴスープ @400 1人前
全般的な特徴としては、
- 肉はやや薄切り、表面をさっと炙って食べるタイプ。近江牛と松阪牛にこだわったというだけあって、肉質は柔らかく、サシも綺麗に入っている。焦げ目をつけて食べたい人、分厚い肉を噛み切る食感が好きな人には向かない。
- 塩よりもタレが絶対的にオススメ。薄切りの肉は体積に比して表面積が大きくなるが、醤油ベースで甘味を持たせたあっさり目のタレは付けすぎて辛いという事がない。それでいて、脂がよくのった肉をさっぱりと食べさせてくれる。一方塩焼きの方はまず塩分が足りなすぎる上に、コショウが利きすぎているし、塩自体もいい塩だと感じなかった。
- 1人前の量はやや多めである。鶴橋「空」のように量も半分、値段も半分とは言わないが、どちらも2割引くらいにしてくれた方がありがたいのだが…
各メニューについては、
- ホルモン
- 脂のブヨブヨしたところを綺麗に落として提供してくれるので、あれが苦手な人にはいいかも知れない。しかしホルモン好きにはがっかりすることこの上ないスタイルとも言える。
- ロース
- コストパフォーマンスではこの店No.1だろう(食べた中で。品切れが多かった…)。上ほどではないにしても、脂もよくのり、柔らかい。牛角で満足な人にとっては特上ロースと言っても大丈夫だろう。これをタレで楽しめば、それだけで十分幸せだ。
- 子袋
- 味は非常に淡泊でクセが無く、歯触りが楽しい。名前や見た目にはグロテスクさを感じる人もいるかも知れないが、赤身肉の合間に箸休めとして食べるには最適である。
- 各種スープ
- 2人で1杯と心得よう。かなり多い。個人的にはカルビスープが一押し、次にタマゴスープだ。牛のダシがよく出ていて美味だが、その割には口の中の脂を流してくれる感じがする。