あの日から11年

とりと看板

兵庫県民ならずしも、忘れることのできない日。あの日テレビが映した映像を事実として受け入れることは難しかった。神戸が?うそやろ?こんなことが起きうるのか?最初は学校が休みになったとノー天気に考えていたけど、実際のところそれどころじゃない。地震の恐ろしさ、いくら人間が頑張っても遠く及ばない大自然の力というものを垣間見た、垣間見させられたといった感じだった。
なのになぜ耐震偽装問題なんてのが起きるんだろう?どんな神経、どんな思考回路からそんなのが出てくるんだろうか。のど元過ぎれば何とやら、あるいは対岸の火事と見ているのかも知れないが、心頭滅却しても家が潰れてはどうしようもない。
建て直したマンションと、関係者の心には「安心してお住まい下さい 過ちは繰り返しませぬから」と深く刻んでおいてもらいたい。