しゅとこうそく

気が長い日は バスに乗り
東京都まで 走ります
小銭集めて 京都から
お手軽な旅 6000円で着く

JRバス昼特急にて、京都から東京へ。せっかくお休みをもらえたんだから、時間を有効に使わないとね。中央道経由と東名道経由の二つがあったけど、山並みを見たかったから中央道を選んだ。これは正解。まだ雪の残る赤石・木曽の山脈や、ぎゃくに赤い山肌を見せ付ける八ヶ岳。遠くに見える富士山など、いろんな山を見る事ができた。途中の駒ケ岳SAで馬肉を使ったフランクフルトを頂く。ちょっと癖のある味がたまらない。境川PAでは「お館様!一大事でござる!」と書かれたのぼりを発見(写真は後日掲載)。信玄ソフトとかいうソフトクリームを売っているらしいが、むしろそのコピーのセンス自体が一大事だ。堂々とそれを無視して白桃ソフトを頂いた。かなり甘ったるかったけれどもおいしかった(写真を撮る前に食べてしまい、写真は無い)。
そうしてバスに揺られること6時間ほどで首都高速に入った。ていうか何が高速だ。よく首都低速などと揶揄されているが、低速どころじゃない。あれじゃ首都拘束だな。世界中にamorを届けたくても、これじゃ月への滑走路にはなりそうにない。まぁ、拘束されていたのは首都を出ようとしていた人々で、首都へ向かう我々は極めてスムーズだったのだが。
で、新宿駅についてしばらくボケーっとしていたら、救急車が来た。ん?何じゃこりゃと思っていたら、背後から「はい、ごめんなさい、道あけて!」と切羽詰った声。毛布をかぶせられた担架が運ばれてきた。そして友人から聞いた話では「いま京王線とまってるらしいよ」…またかよ!(2005年4月29日の日記参照