留守電類型論

うちの電話機には留守電機能がついている。そしてコードレスの子機が一台。大学2回生の頃から私の通信に貢献してくれている優秀な子だ。留守電機能は古典的なテープ式のやつ。メッセージが入っていると、「留守」と書かれたボタンが点滅する。部屋の電気が消えていても、部屋の入口の戸を開ければすぐに分かる。
さて、留守電といえばいくつかのパターンに分けることができると思う。以下のようにだ:

  1. 私にとって有用なメッセージ
  2. 誰彼構わずかけているとおぼしき無駄メッセージ
  3. 間違い電話
  4. 間違いFAX(うちにはFAXはない)
  5. 無言並びに切られたあと

4.と5.に楽しむ余地はない。1.だって、楽しくメッセージを吹き込んでくれる人は希だ。2.の場合も、会話なら楽しくなる可能性があるが、一方的に吹き込んでくる場合、99.99%不快である。3.は以前紹介したことがあるが、たまーに面白い(2004年5月28日の日記参照)
上記の分類で、私は完全に網羅したつもりだった。だから今日も、点滅している「留守」ボタンを見て、さぁどれだ、たぶん4.の間違いFAXやな…ピ〜〜〜ヒョロロロロロ言いよるんやろな…ポチッとな。「用件、1件。再生シマス。シバラク待チクダサイ。」テープを巻き戻す。シュルルルル。この長さはやっぱ間違いFAXやろ、そうにちがいない。ガシャッ。再生が始まった。
「…チャララ〜、チャララ〜♪ チャーラーラララ〜 ラ〜 チャララ〜♪」つい自分も口ずさむ。Whisper words of wisdom, Let it be...っておい!なんで保留メロディーやねん!たっぷり1分聴きながら、リストに6. 保留メロディーを書き加えたのでした。