雌雄を決する

大辞林によると、これは史記項羽本紀からの言葉で、「戦って勝ち負けを決める。決着をつける。」という意味の言葉。2000年以上前のことやし、たぶん勝った方が雄で負けた方が雌ってことなんやろな。ほかにも「雌伏」に対して「雄飛」とか、フェミニ・言葉狩リストたちが怒り狂いそうな漢字やな。んなこと言うたって、昔々からある言葉やねんから仕方ないと思うねんけど…それを言うたらヨーロッパ言語の男性名詞や女性名詞の区別という文法と密接に絡んでるやつをいったいどないしたらええねやろ?A種名詞とかB種名詞とかに言い直せばええんやろか。まあええわ。つまらん。
さて、私は昨日ある事柄について見事に雌雄を決することに成功しました。かねてからの懸案事項で、先月あたりに決することができるかなと思ってたんやけど、敵もさるもの。うまくかわされてしまって、今月に延期。今回は超音波が見事に届き、ばっちし見えました。
はい、うちの子は男の子だそうです。雌雄、雄です。
7月上旬、ちょうど東大との定期戦がある頃に生まれてくるので、走攻守三拍子揃ったイカした男、将来の京大準硬を支える5番・捕手に育ってもらいたいと思っています。名前は「野球」から「の・ぼーる」でノボルにしようかしらん。いや、これは冗談。