*[ゴルフ]危険きわまりないコース

伏見桃山ゴルフコースに行ってみた。近いし、安いから。コースにたくさん植わっている桜が風に散っていくようすはとても綺麗だったんだけれども、ゴルフ場としてはがっかり。京都市内から車で30分、土曜日で7,000円という価格設定は有り難いとしても、ゴルフ場の宝庫・兵庫県南部で生まれ育った私からすれば論外。たぶん二度と行かないと思う。

芝がひどい
というか、芝がない。まともに生えそろっているのはグリーン周りだけ、フェアウェイは土がむき出しになっているところが目立つ。
距離表示がひどい
ティグラウンドの182yと書かれた看板の横に「エッジまで150y」の杭があったり、354yあるはずのホールでティーショットがグリーン奥の桜に吸い込まれていったりと、距離表示がめちゃくちゃ。打ち下ろしとは言え、突風が吹いたわけでもないのにキャリーで370yなんて飛ぶわけがない。いったい実測だと何yなんだろう?
打ち込み危険
見通しの悪いゴルフ場では、前の組へボールを打ち込んでしまうことを防ぐために、ティーグラウンドから250yあたりの地点に旗が立てられている。前の組の人がそこを通り過ぎれば打っていいという目安なんだけども、恐ろしいことにヨメのティショットがその旗のあたりまで飛んでいた。ヨメは普段160yほどしか飛ばない。そんな人が届いてしまうようなところに旗を立てていても、なんの安全対策にもなりはしない。普段200y飛ぶ人=ゴルファーの大多数が簡単に飛び越せてしまうようでは、後ろが怖くてゴルフができない。

ネット上では「練習にはいい」というコメントがよく見られた。たしかに幅が狭く、ショットの正確性を磨くことはできるのかも知れないけれど、練習でケガをしたくない。それに、距離の表示が狂っていては、あまり練習にもならないと思う。