見出しの付け方、おかしくない?

成田空港で、大麻樹脂を一般旅行客のカバンに入れて麻薬探知犬の訓練をしたところ、発見することができずにそのまま行方が分からなくなってしまったとかいう、途方もなくトホホな事件。調査の結果、大麻樹脂は無事に発見されたようだけども、あまりにもいい加減。

探知犬訓練で紛失の大麻樹脂発見…外国人が持ち去る

5月27日1時5分配信 読売新聞

 東京税関は26日夜、成田空港での麻薬探知犬の訓練中に紛失した大麻樹脂が見つかったと発表した。
 同税関によると、同税関は25日午後に紛失した後、携行品の申告書から、大麻樹脂を入れたスーツケースの行方を探索。26日夜になって、都内のホテルに宿泊している外国人客が持ち主とわかった。大麻樹脂は容器に入ったまま、約124グラムすべて回収された。
 この外国人客は「容器には全く気付かなかった」と話していたという。

勝手に人のカバンに大麻を入れておきながら、「持ち去る」はないだろう。この外国人の方には全く落ち度はない。しかも、この記事を読む限り、税関はこの方に公式な謝罪をしていないようだけれど、もしそのまま本国に帰って、そこの税関で見つかってしまったら?罪にならないのはオランダくらいか。死刑になる国もあるというのに、無神経もいいところだ。