調子に乗って三つめ

小浜市オバマ候補を応援している、というのはもう有名な話だが、「平利(ひらり)」という旅館が栗きんとんでヒラリー候補を応援しているらしい。asahi.comより抜粋。

 秋田県横手市のしにせ旅館「平利(ひらり)」。6代目おかみ平田容子さん(57)が「平利・栗きんとん」の女性客への提供を決めたのは2月下旬だ。
 今年1月、東京の民放テレビから「オバマ氏関連の町が語呂合わせで宣伝している。お宅はヒラリーさんで何かやらないのか」と問い合わせがあった。あまり興味はなかったが、「横手を売り出そう」という熱心な常連客の勧めで、その気になった。
 明治元年の創業で、宿の名は2代目平田利助にちなむ。戊辰戦争で官軍の宿舎に使われた国登録有形文化財だったが、04年2月、ボイラー室からの出火で建物や竹久夢二ら常連客の残した書画などを焼失した。
 地域の人たちが「地元の誇りを消すな」と解体作業や食事の差し入れなどを手伝ってくれた。母親から6代目を引き継いだ平田さんらが奔走し、9カ月後に再開した。
 「同じ女性として苦境に陥ったヒラリーさんを心情的に応援したくなった」と平田さん。
 農機具メーカー筑水キャニコム(福岡県うきは市)の包行(かねゆき)均社長(58)は「ヒラリーさんとは長い縁がある。何とか逆転を」と祈る気持ちだ。
 同社は昨春、主力商品の立ち乗り式運搬車「ひらり」を14年ぶりに全面改良し、名前をヒラリー氏と同じつづりの「Hillary」に変えた。秒速約6センチの超低速で動く。収穫作業をしながら作物を積み込み、ひらりと飛び乗れる車だ。
 同社は草刈り機に「まさお」と名付けるなど独創的な商品名が自慢。今回、名前を改めたのは同機種の海外販売を考えてのこと。北米で昨年から試験的に販売を始めている。包行社長は「仮にヒラリー氏が負けても売れないようなものは作っていない。性能を前面に出して売り込みたい」と話す。

平利・栗きんとんよりも、ひらり→Hillaryよりも、草刈り機「まさお」にウケた。