名神京都東IC付近「Smile Burger」のスマイルバーガー

味の分からないお子チャマにはお売りできない、大人が作った大人の為の大人バーガーをうたい、京都市山科に出現したSmile Burger。関西ウォーカーに紹介されて以来、何度か前を通ったことはあるものの、結局一度も食べたことのなかったここのバーガーに挑戦する日がついに来た。空腹の夕方、どこで食べようか、近所のラーメン屋にするかと何の気なしに国道１号線を走っていたのだが、スマイルバーガーの銀色バンにOPENのネオンが点灯しているではないか！今日は雨だから客足が伸びなかったのだろうかなどと考えるより早く、頂くことは決定していた。自宅近くのラーメン屋「中華そば　殿」はまたの機会に取っておくとしよう。
店内に飲食スペースはない、というか「店内」という言葉に該当するものがない。あるのは厨房と注文カウンターのみ、カウンターは車外なので、客が何かの内部に入り込むということはない。持って帰って食べるか、自分の車の中で食べるかしかないわけだが、かなりデカイはずなので持ち帰って食べることにした。多少冷めてしまうのは仕方がない。
メニューは以下の通り。

スマイルバーガー	\950
スマイルチーズ	\1,050
パテ追加（ハンバーグ）	＋\500
スマイルバーガー Q（クアトロ）	\2,650
ソフトドリンク	\100

…何だクアトロって…という疑問を抱くことは、カウンターに実際に立っていればあり得ない。むしろ、一体誰が頼むんだという別の疑問が浮かぶだろう。でかでかと、本当にでかでかと写真が貼ってあるのだ。ビッグマックはおろかメガマックでさえしっぽを巻いて逃げ出すボリューム。何せ、1枚あたり190gのパティが4枚入っているのである。合計760gのハンバーグ。そしてその厚さ、というより高さはとても口に入るものではない。…というわけで、普通にスマイルバーガーとスマイルチーズをオーダーした。待ち番号札としてトランプのハートの２を渡された。うん、これはなかなかいい感じ。
ちなみに上記の価格に、ソフトドリンクとポテトチップスがセットとして含まれている。フライドポテトではない。自家製でチップスを作るのならフライドポテトにも対応できるだろうから、これは揚げる設備を省くためにポテチを提供しているのだろうか、と思う。危ないしね。
いつもよりちょっとスピードを出して帰宅し、早速箱を開ける。…デカッ！
白焼きのバンズ、たっぷりのレタス、トマト、チーズのかかった極厚パティ。一口め、二口めはパティに届かなかった…多少潰してみてもすんなり口に入るサイズじゃない。京都駅ビルの佐世保バーガー「LOG KIT」も大きかったけれど、それと同じような投影面積でありながら厚みは比較にならないほど。それでも頑張って食べてみた。もぐもぐ。
パティはつなぎをあまり（もしくは全く）使っていない感じで、肉のひき方はたぶん細かめ。ぷりぷり感を求める人には向いていないかも？スパイスは上手に利いていてよい香りだった。でも、肉味も肉汁も悪くはなかったけれど、見た目のインパクトほどじゃなかったなあ。それと、肉のボリュームにチーズが追いついてない。100円払うほどの差異は感じられなかった。スマイルバーガー950円を頼むのが賢いような気がする。
ちなみにピクルスは輪切りではなく厚めの銀杏切り（？）にして、あえて挟まずに箱の中に転がっている。定食に付いてくる香の物のように、途中でポリポリッとやるのはなかなかオツなもんである。浅漬けなのだろうか、酸味が強すぎず食べやすかった。
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店名：Smile Burger（スマイルバーガー）山科本店
住所：京都府京都市山科区大塚北溝町25-1
場所：ココ
営業時間：11:00〜売り切れ次第終了
定休日：火曜日
URL：http://www.smileburger.com/