JR柏「平城苑」の「和牛一頭盛り」

18時という比較的早い時間帯に入店したおかげでスムーズに座れたが、瞬く間に店内は満席に。それもそのはず、「本日のオススメ」として示された肉はシャトーブリオンである。ちょっといいステーキ屋に行かないとお目にかかれない部位、しかも格付けはA5。「一頭買い」の文字はダテではないようだ。そんなお店で食べたのは以下の通り。

  • ウチヒラ
  • トモバラ
  • ザブトン
  • 他2種稀少部位、説明聞くの忘れた
  • カルビ
  • ロース
  • ハツ
  • ネギタン塩
  • 黒豚ロース
  • 地鶏
  • 季節のソルベ(パイン)

上から5種類が「一頭盛り」、250gで6300円の代物である。3切れずつ入っていて分け方に困ったが、値段だけの値打ちは十分にある。肉味も脂の乗り具合も抜群で、前日に食べたものと同じ種類の食材だとは信じられないほどだった。それほど漢喜苑はヒドかったとも言えるが。
ネギタン塩も特筆に値するだろう。上質なタンを厚切りにし、それを開いてある(にぎり寿司の貝柱と同じような切り方)。両面を焼いた後、開いてある内側に刻みネギ塩をたっぷりと載せ、レモン汁で頂く…肉汁とネギ塩のシャキシャキ感、レモンの爽やかさが見事なハーモニーを奏でてくれる。5切れで2000円と安くはないが、上質な焼肉ショーの幕開けとしてふさわしい一品と言える。
そんなこんなで少しばかり食べ過ぎてしまったが、実に幸せなひとときでありました。